「シリカの可能性を無限に引き出す」モノづくりへの挑戦
富士シリシア化学株式会社
身近に、しかも豊富に存在する安全な物質「シリカ」(SiO2)。
私たちは、まだシリカが資源として評価されていなかった時代から、一貫して合成多孔質シリカの可能性を追求してきました。
「シリカの可能性を無限に引き出す」モノづくりへの挑戦
富士シリシア化学株式会社
身近に、しかも豊富に存在する安全な物質「シリカ」(SiO2)。
私たちは、まだシリカが資源として評価されていなかった時代から、一貫して合成多孔質シリカの可能性を追求してきました。
多様な分野で活躍しているシリカ
シリカといえば「シリカゲル」。よく食品のパックなどに入っている、あの乾燥剤である。大きな比表面積と細孔を有することから、高い吸湿性能を発揮し、食品や美術工芸品などの湿気による被害を防ぐ。
しかし、シリカの可能性はそれだけにとどまらない。一般には知られていないが、シリカは、塗料の艶消し剤、プラスチック(PP・PETなど)フィルムの粘着を防ぐブロッキング防止剤、紙などでインクの滲みを防ぎ発色を良くするインク受容性向上剤、食品添加物ろ過助剤、医薬・化粧品の添加剤、さらには医薬品の分離・精製に欠かせないクロマトグラフィー用充填剤など、実に幅広い分野で活躍している。
シリカにこだわり、未開発の分野に応用
シリカ技術の命は、その特異な物性にある。富士シリシア化学は、ナノサイズの細孔径、ミクロンサイズの粒子径、広大な比表面積などを均一に調整する技術では、業界ナンバーワンの圧倒的な実力を持つ。
富士シリシア化学の主力製品「SYLYSIA(サイリシア)」は、ミクロンサイズに均一に調整された、微粉末合成シリカ。その多孔性による比表面積は、スプーン一杯でなんとテニスコートの面積を超える。シリカのグレードごとに粒子径、比表面積、細孔容積を調整する技術は、他社の追随を許さない。
シリカの可能性は無限大だ。シリカの特性をさらに生かした空調用吸着ヒートポンプや稲用シリカゲル肥料の開発も進め、富士シリシア化学は、コア技術を生かしてさらにその活躍のフィールドを世界に広げている。
会社概要
※データ・内容は2007年5月現在のものです。