「高い技術力と独自経営」で明日のクルマ社会を支えるジョイントメーカー
光精工株式会社
ミクロンの精度が求められる高機能部品、その製造に不可欠な専用機。 私たちは、日本で培った技術とノウハウを「グローバルクオリティ」として磨き上げ、世界に提供します。
「高い技術力と独自経営」で明日のクルマ社会を支えるジョイントメーカー
光精工株式会社
ミクロンの精度が求められる高機能部品、その製造に不可欠な専用機。 私たちは、日本で培った技術とノウハウを「グローバルクオリティ」として磨き上げ、世界に提供します。
日本のモノづくりのイメージリーダー
光精工は、エンジンからトランスミッションを介して動力を後輪に伝えたり、ハンドル操作を前輪に伝えるパーツ「ユニバーサルジョイント」のトップメーカーである。
工場内に整然と立ち並ぶ加工機などの機械設備には、同社が独自に開発した専用機が数多く存在する。4ヶ所同時に研磨加工する装置や、円筒型の金属キャップの内側にニードルローラーを隙間なく装てんする組付機などを、精度と効率を上げるために自社開発しているからだ。
また同社は、冷間鍛造、熱処理、加工、組立、評価試験等を全て内製化しており、低コスト・短納期で機能保証が可能な製品を生産できる。高精度・高品質・低コストを実践する、まさに日本のモノづくりのイメージリーダーである。
独自の「技術」と「経営」の融合
光精工の独自性は、経営にも表れている。毎朝7時20分に出社し経営幹部より前日の出来事を確認している。また8時から、社長自ら現場診断を実施、改善チームによる改善活動を行うため、午前中は業者との接触はしない。
社員満足度の向上にも熱心で、社員食堂の充実を図り、ホテル並みのトイレを目指している。また、西村社長は異業種交流グループ(三重ハイテクフォーラム)の代表幹事を務め、産学連携にも積極的であり、これらの取り組みの積み重ねが、同社の技術・技能の向上、人材育成に大きく貢献している。
今後は、FF車に普及しているCVJ(等速ジョイント)への取り組みを強化するため、新工場の設立を予定しているほか、ミクロンオーダーの精度保証を必要とする燃料調整バルブの量産を目指しており、同社の新たな柱となるだろう。
光精工は、高い精密加工技術と、独自の経営戦略を巧みに組み合わせ、明日のクルマ社会を足元から支えている。
会社概要
※データ・内容は2007年5月現在のものです。