2004年度顕彰企業のご紹介モノづくりブランドNAGOYA

「ロールフォーミング加工技術を徹底的に磨き上げ、No.1の地位を実現」

株式会社ヒサダ

「品質こそは企業の命」を合言葉に21世紀を先取りし、社員一丸となってロールフォーミング加工の分野で世界を目指します。

独自の研究開発による優れたロールフォーミング加工技術

自動車部品に欠かせないドアフレームやシートレール。これらはロールフォーミングという加工法で製造されるが、美しさとともに安全性も厳しく求められるため、複雑で高度な加工技術が必要である。同社では、徹底したトヨタ生産方式の導入とともに、その技術開発を支える若手「人財」の育成にも積極的に取り組んでいる。社内開発機関「NVC研究所」を活用し、常に新しいオンリーワンの加工技術の開発に取り組む。例えば、ハイテン100kの鋼材をロール成形する技術もその一例。

こうしたたゆまぬ技術力の向上により、主力製品である自動車用ドアフレーム(センターピラー等)や窓ガラス昇降用ロアフレーム、デビジョンバーにおいては、競合する大企業との競争を勝ち抜き、国内ナンバーワンのシェアを誇る。

徹底的な生産性の向上により圧倒的な競争力を磨く

自動車産業は成熟市場ではあるが、部品業界での競争は益々激しくなっている。こうした中で、同社は顧客のニーズにいち早く対応するため、「すべての技術は人から生まれ人にかえっていくものなのです。」というポリシーにも表われているように、社員の強固な団結心を原動力として、常に積極果敢なチャレンジを続ける。顧客との共同技術開発も積極的に進め、その結果として、2004年には、主要顧客先の品質賞で3冠(品質、技術、原価)を独占した。

また、1997年には米国インディアナ州に現地法人を設立するなど、海外展開にも積極的。目覚しい発展を遂げる中国市場も有力なターゲットである。世界の自動車メーカーに、今日も「HISADA」の製品が供給される。21世紀を先取りする「HISADA」の歩みは止まることを知らない。

株式会社ヒサダ・製品

会社概要

社名
株式会社ヒサダ
本社所在地
〒446−0001 愛知県安城市里町三郎11
TEL:0566−97−9282
FAX:0566−98−0084
URL:http://www.hisada-g.co.jp
E-mail:y-ino@hisada-g.co.jp
代表者
久田 庸平(ひさだ ようへい)代表取締役社長
創業
1960年
資本金
1000万円
従業員数
352名
海外拠点
アメリカ(インディアナ州)、中国(天津)
売上高
147億円(2006年12月期)
事業内容
自動車部品製造
オンリーワンナンバーワン技術、シェア(国内)など
センターピラー 国内シェア30%(シェア順位1位)
デビジョン・バー 国内シェア35%(シェア順位1位) ※自社調べ
ISO
ISO14001認証取得(2004年)
ISO9001/2000認証取得(2003年)

※データ・内容は2007年5月現在のものです。