「超音波の応用技術」で市場を創造する
本多電子株式会社
超音波の可能性は無限大
新分野での事業誕生にはいつもエキサイトします。
「超音波の応用技術」で市場を創造する
本多電子株式会社
超音波の可能性は無限大
新分野での事業誕生にはいつもエキサイトします。
聞こえない音が魅せるモノづくり
イルカが仲間と話したり、コウモリが獲物を探したりする際に発する超音波がヒトの耳には聴こえないことは周知の事実。「人間の耳に聞こえない20ヘルツ以下の低い音と、20キロヘルツ以上の高い音」に定義される。
その特徴として、(1)固体、液体、気体の順で早く、より遠くへと伝搬する(2)液体や気体中は縦波だけが伝わるのに対し、固体中では、横波や表面波も存在する(3)小さな変動位でも高い音圧と強力なパワー密度を持つ、などが挙げられる。
この聴こえない音にこだわりつづける本多電子は、1956年に世界初のトランジスタ小型魚群探知機を開発し、バスフィッシングや海釣り用の魚群探知機で瞬く間に国内市場を席巻。以降ブランド名「HONDEX」はプロ、アマを問わず圧倒的な人気を誇り、北米でも愛好者は多い。
新産業の探索者
魚群探知機で漁業や趣味の市場が成熟すると、いち早く骨観察やパソコンで画像診断可能な超音波医療診断装置や半導体製造分野で広く使用されるパルスジェット式(流水式)、ダイナショック式(マルチ周波数式)の超音波洗浄機を開発し、業界を驚かせた。
さらに、フロン溶液の分解や水道水に含まれる残留塩素の除去、排煙の沈下にも超音波が効果的であることも実証済みだ。
本多電子は東三河地域における産学連携の草分け的存在であり、超音波を応用した新産業のモノづくりには必ずといっていいほど同社の技術やアドバイスが取り入れられている。超音波の基礎研究から事業化製品に至るまで一貫して行う、まさに超音波のスペシャリストなのだ。
会社概要
※データ・内容は2007年5月現在のものです。