国内の全自動車メーカーに専用機を納める実力派
西島株式会社
進化をつかむ
「〜Get The Evolution〜」
絶えず進化していく、種が生き残っていく。
国内の全自動車メーカーに専用機を納める実力派
西島株式会社
進化をつかむ
「〜Get The Evolution〜」
絶えず進化していく、種が生き残っていく。
「これまでにない機械」をつくる会社
中小企業のテクノロジーには共通のイメージがあるといわれている。「良い技術だがオモテに表われ(見え)にくい」ことだ。進化の一途を辿る自動車・自動車部品産業にあって、西島の手がける専用工作機械は、トヨタ自動車をはじめ国内の全自動車メーカーから、「作って欲しい」と頼まれたモノすべてである。その多くが「これまでにない部品を作るための機械」という点に西島の凄さがある。
今、人にやさしい、環境にやさしい技術が求められている。セミドライ(植物油の噴霧程度)で直径100mmの鋼材を10秒程度で切断する同社の切断機は、切り口の後処理もほとんど不要で、切った後の熱もほとんど発生しない。そのため後工程の処理が極めて容易になる。ここまで考慮したモノづくりがユーザーの心をがっちりと掴んでいる。
そのほかにもマシニングセンター(複合工作機)のドライ加工や、愛知県の名産「電照菊」、「メロン」、「トマト」、さらには医療器具の選別機械など、ユーザーの期待に応える専用工作機械を製作し続けている。
永遠の青年が造るマシン「NISHIJIMAX」(ニシジマックス)
人材重視の同社に定年制はない。西島社長は「定年制度の起源はビスマルク時代のドイツにある。ライバルを蹴落とすために設けられた制度は、オンリーワンの技術で勝負する当社には無縁。健康であれば本人の意思を尊重して続けていただく」。
技術は一生極めつづけるもの。永遠の青年であり続けることが、会社の力になる。そのことが若い従業員に熟練者の仕事を見て盗んでもらうというOJTにも結びつく。
大正時代に発動機の製造から始まった西島のモノづくり。「見えにくい、でもオンリーワンの技術」を武器に、同社が打ち出した戦略が「NISHIJIMAX」(NISHIJIMAとMAXIMUMの造語)だ。人の能力が最大限発揮できる職場環境で作られた最高のマシンにつけられたロゴがいぶし銀の輝きを放つ。
会社概要
※データ・内容は2007年5月現在のものです。