「常にパイオニアの精神が新たな技術を求めつづける」
大垣精工株式会社
独創的な技術を開発し、ユーザーニーズにお答えできることもすべて“人”中心の経営基盤から生まれるんです。
「常にパイオニアの精神が新たな技術を求めつづける」
大垣精工株式会社
独創的な技術を開発し、ユーザーニーズにお答えできることもすべて“人”中心の経営基盤から生まれるんです。
精度を要求される部品に絶対の自信と実績
現在、日本の金型の技術は世界の最先端を走り、あらゆる産業を陰でしっかりと支えている。サポートインダストリーと言われるゆえんだ。
大垣精工は、超精密の分野の金型で高い技術を有し、高品質な金型を安定して生産・供給している。金型製作のための機械は全て業界トップクラスの一級品をそろえ、ミクロン単位の精度を保証。その高いレベルのモノづくりは、各業界から高い信頼を獲得している。
また、同社は、自社の金型を使ったプレス製品の製造・販売も行なっている。精度を要求される部品には絶対の自信と実績を誇っており、自動車関連、電子機器、医療機器、カメラ、航空機関連など、いずれも高い精度を求められる分野で活用されている。
そんな同社の主力プレス製品の一つが、ハードディスク用のサスペンションアーム部品だ。サスペンションアームとは、ハードディスク上にあるデータの記録・読み取り用ヘッドを正確に支持するための超精密部品。ヘッドには約100nm(ナノメートル)もの狭さのトラックを正確にトレースするとともに、ディスク表面に決して触れることなく、ディスクから約10nmの距離を保持する精度が求められている。これは、ジャンボジェット機の大きさに例えれば、地上1mmの超低高度を保って飛行させるほどの驚異的な精度。それを実現できる企業は世界でも数少ない。国内の中小企業では、もちろん同社のみである。
“人の心の技”が新たな技術を創出する
このような技術を実現させるのは、“人”中心の経営基盤だ。超精密な金型や機械部品なども、最後には個性と感情豊かな「人」の手を通して生まれてくる。同社は、「科学技術が進歩発展しても人の心の技が中心」という理念のもと、最新鋭の機械を積極的に導入するとともに、精密部品の金型製作に不可欠な熟練技能の伝承を、マイスター制度にならって計画的に取り組んでいる。そして、常にパイオニアの精神で新たな技術を創出しつづけることにより、リーディングカンパニーの座を勝ち得ているのだ。
会社概要
※データ・内容は2007年5月現在のものです。