和紙の良さを現代に活かす
株式会社ワーロン
「和紙」から生まれた「和風」。ワーロン紙が新たな価値観を創造します。
和紙の良さを現代に活かす
株式会社ワーロン
「和紙」から生まれた「和風」。ワーロン紙が新たな価値観を創造します。
まずはワーロン紙に触れてみて!
ワーロンは、セルロイド玩具の製造をルーツに、独自のラミネート技術によって、「破れやすい」、「汚れやすい」といった日本古来の和紙の弱点を見事にカバーする魅力的な製品を開発、新たな価値観を創造した。
和紙の素材感や美しさを失わず、まるで和紙そのものとの評価を得ている表面テクスチャー(風合い、質感)は“ワーロン紙”として、建材製品のニッチな分野(和風透光装飾樹脂板・強化障子紙)に専業することで、「強化和紙」の代名詞となっている。
ワーロン紙は、「和の空間」をフィーチャーした飲食店をはじめ横浜能楽堂などの伝統文化施設等に広く用いられているほか、和風照明器具のシェードなどの部品素材として、ほとんどの照明器具メーカーに採用され、親しまれている。
また、「いつでも、一枚からでも、何処へでも」をモットーに、小ロット、短納期のデリバリーにも柔軟に対応が可能。近い将来、この耐久素材が思いもよらない用途に採用され、飛躍する可能性を予見させる。
日本古来の和紙は永遠に不滅
同社では、岐阜県(美濃和紙)、高知県(土佐和紙)などの製紙試験所、および公的研究機関からの指導を受け、和紙開発や技術情報の収集にも取り組んでいる。渡辺社長は「日本古来の和紙があるからこそ、『和風』の美が活きる。だから、和紙の伝統を守ることは当社の重要な使命」と話し、手漉き和紙のカレンダーの配布などを通じて和紙の良さをPRしている。
循環型社会を目指す私たちにとって、「飽きが来ない、長持ちすること」は重要なポイントだ。長寿命で耐久性のある素材はゴミの減少=環境対策につながるからだ。社内の産業廃棄物は、平成16年度中に目標の50%を上回る80%(平成11年度自社比)まで減少可能となり、複合樹脂を使用する中小企業としては非常に高い達成度といえる。
ワーロンが生み出す新しい和紙は、新しい『和風』を創造する。
会社概要
※データ・内容は2007年5月現在のものです。